アールデコ調のホテルで過ごす夜。アメリカの子供達と日本を語ろうか?!

<今回の記事は、ココからの続きです。>

ローリングストーンズの大ファンなんだ、僕!
 そこのギターにが張ってあれば弾けるのになぁ。」


黒いクルクルヘアーのトム君(仮名)が言った。
彼は、サンディーの幼馴染の娘の子供。
中学2年生だ。
なかなか、音楽のセンスがあるらしい。

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トム君にそういわれて、部屋の隅においてあったギターを見れば・・・ない。
弦がない。ホテルと同じように、骨董品だった。


「ねぇ、そしたらさ、僕達でコンサートができるんだ!」


赤毛のオチビちゃんは、マイク君(仮名)。
小学5年生で、サンディーの幼馴染のもう一人のお孫さん。
自己流でピアノを弾いていた。
ご両親は・・・さて、今回はファミリーリユニオンに不参加らしい。
この二人、暖炉の前のパーティーから距離を置いて、楽しくコンサートをしていた。


「上手だね!」

音楽を楽しんでいた二人に近づき、声をかけた私だった。
みんながパーティーの準備をしている間に、静かにピアノが聞こえる部屋へ移動した。

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ほぉ~。
この静寂なモーメント。
落ち着ける場所をみつけた。
40もある客室は満員だろうに、このアールデコ調のホテルは静まり返っていた。
深夜にお酒を飲んで騒ぐより、1920年代の超景気のアメリカ史を考えながら
一人静かに過ごすことを選んだ私だった。
長時間のドライブでストレス気味のみなさん。ここで、発散したいよね。
まぁ、アメリカは個人の意思を尊重し、選択は個人の自由な国だもの。
いいんじゃない、それぞれの自由時間ということで、一応は・・・。

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そうだ!1920年から1929年までの10年間のアメリカは、
第一次世界大戦の特需に沸き、経済は最高の時期だったんだ。
世界経済もロンドンからニューヨークへと移り、ウォール街が世界の注目を浴びた。
人々は、好景気にはしゃぎ、人々の生活も「作れや使えや」の
大量生産・大量消費となっていった。
狂騒の20年代(きょうそう、Roaring Twenties)とも呼ばれるこの時期のアメリカ。
株価の大暴落である、1929年のウォール街大暴落へと向かうのだけれども、
社会、芸術、文化などの方面でも華やかな成長をとげた時期である。
特に、野球のベーブルース、白黒無声映画のチャップリン、
黒人魂を歌うジャズなどのアメリカ独特のものが生まれていった。


「ねぇ、日本人も音楽好きだよね?」>

「教えてよ、日本のコト!」



使えない楽器に飽きたのか、それとも深夜の騒音規制か、
子供達が私のまわりに集まってきた。
2人の男子と女子1名。
今回のグループの子供達だった。(続く


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前回の記事の★★★は、「こども」です。

ごきげんよう~さようなら


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連載エッセー(夏) vol. 65
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by runninggirl_USA | 2014-09-04 01:10 | 連載エッセー(夏)