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この日の高校卒業パーティーは、ベトナム料理だった。

高校の卒業シーズンである6月頃になると、
家の中や庭にテントを張って行う卒業パーティーを
あちらこちらで見かけるようになる。
長い冬が終わり、新緑の美しい季節にピッタリだ。
これから始めるビューティフルサマー。
新しい人生の門出を祝う親と子たち。
そんな意味をこめての大パーティーである。
招待状をもらった大勢の人達が笑顔でやってくる。
「卒業おめでとう!」
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しかし、パーティーをするもしないも自由。
確かに、フリーチョイスのアメリカとはいえ、親も子供もこの日を
目標にパーティー準備を進めるアメリカ人が定番だろう。
家や庭の手入れを念入りに行い、この日の為に準備をする親と子。
何といっても、高校で始めて卒業証書が与えられるアメリカだもの。
小学校、中学校、高校で行われる日本の卒業式。
あってあたりまえの卒業式。
卒業証書を手に、「ホタルの光」を歌ってジーーーーン。
ポロリ~一粒の涙。

しかし~定番の卒業式に涙ぐむのは日本人だけなのかな?
アメリカでの卒業式は、義務教育が終了する高校である。
日本人の義務教育は中学までだけど、卒業証書は最低でも2枚は手にする。
それに比べてアメリカでの卒業証書はこの一枚だけだ。
何らかの理由でこの「お墨付き」がもらえなかった子供たちもいる。
当然、就職や進学に影響する。けど、そこはセカンドチャンスが与えられるアメリカ。
特殊学級に通い受け取ることも可能なシステムが備わっている。
人それぞれだもの。ぐれちゃう子もいるし、在学中に妊娠することも可能だよね。
人生は、本人次第でいつでもやり直せるさ!

まぁ、そんな諸事情をバックグラウンドに行われるアメリカでの卒業式。
この日は、みんなワクワクしてお祭り騒ぎになる。
泣いている卒業生なんて見たことがない。
やったね~自由だ!そんな感じで高校全体が大フィーバーとなる。




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この日のパーティーの主役は、Tちゃん。
ベトナム移民の両親は、働き者。ベトナム人の定番だけど・・。
マニュキアの店で働くお母さんとクリーニング店で働くお父さんに
大切に育てられた一人娘のTちゃん。本当に素直でいい子だ。
学校の成績も抜群で、大学への進学も決定している。
まさに、両親の誇りだろう。
やっぱり、大勢の人を招いてパーティーしなきゃね!
ゲストが持参した「祝い金」もドッサリ集まったかなぁ。







卒業パーティーには、その子のプロフィールを紹介するコーナーが
儲けられている。誕生から学校での数々のアクティビティー。
そして、受け取った賞状の数々がディスプレーされる。
パーティーの主役に挨拶をして(祝い金入りの)カードを渡した後は、
お楽しみのご馳走が並ぶ場所へと移動する。




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自宅の横にあるガレージに並んだベトナム料理の数々。
テントも綺麗に張ってあり、椅子とテーブルも用意されていた。
まるで即席のレストランのようだ。
一体どれだけの人員と時間を費やしたことか。
感動する。
うんまーーーい!



ジューーージュー♪
この日のパーティーの為に、豚一頭を丸焼きしたとか。
これもベトナム式の「祝い食」なんだね。
カニ入りスープ。春巻き、パスタ、ベトナム野菜料理、
鳥の丸焼き、チャーハン、果物・・。
おっと、それに卒業祝いのケーキ!

あまりのご馳走に2回もおかわりをしてしまった。
お腹の中でアメリカとベトナム料理が手をつないで踊っていた感じ。
これでいいのか?
いや~そんなものだね。
だって、ここはアメリカだもの。
様々な人種から生み出されるカルチャー。
一つのお鍋でミックスされていいお味だわ。
ご馳走さまでした!
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by runninggirl_USA | 2012-06-24 13:51 | ハローアメリカ♪ 文化・歴史

みどりさん・・・いない。
水・・・ない。
餌・・・ない。
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不人情な私。森のヘルシーレストランを開店休業にしてしまった。
多忙で、リスや野鳥に餌をあげる時間がない。
まぁ、この新緑の季節に動物たちが飢え死にするわけがない。
木の実や葉っぱを食べて楽しく生きていることだろう。

カサカサカサ♪
ピピピピピ♪

リスや野鳥のお客さん。
こんな無慈悲なレストランオーナの店なのに客はくる。
不思議だ。
ここって、いつの間にか森の仲間の憩いの場所になったのかな?
チョコちゃん、ぶぅちゃん、ペコちゃん、クロちゃん。
ねぇ~ねぇ~みんなくるんだよ。
ちょっこしだけ。ちょっこしだけ。店を覗きにくるんだ。
たまにね、窓越しにみどりさんを眺めていくんだ。
なんだろうなぁ~これって。
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ターニングポイントってあるでしょ?
人生の転機みたいな。

それって、ある日。
ふぅーって、自分のまわりを包むように吹く風。
一瞬のことで気付かない人が多いかも。
どぅ、あなたもそんな経験ある?

私が仕事に没頭しているのは、これ。
魔法にかかったように、時計のハリがくるくる回る。
一日があっという間に終わる。
一週間があっという間に終わる。
一ヶ月があっという間に終わる。

その「風」のやつ。二つも吹いた。
私はその「風」に乗せられて、自分の能力を
試されているんだね。そうだ!
私の能力と根性。あるか~そんなの?
でも、負けないよ。面白いもの。

試されている。一つの試験に合格したら、
その次の任務が与えられるんだ。
それって、私が本来たどり着かなくてはいけないゴールなのかな?


じゃ、今の生活空間はなんだろう?
ここにいる人たち。環境。本物か?
一体、どっちが私の世界なの?

クルクルクル。

何だか、目が回る。









訳のわからんことを考えていたら、
に出会ってしまったみどりさん。
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しかし~人生って、浦島太郎のようなものなのかも。
太郎さんが、亀を救ってしまったことがターニングポイントなら
国に帰ろうと思ったこともターニングポイントだよね。
決断。難しいじゃないの。
どっちの世界がいいものやら・・・。
あ?ターニングポイントってそんなのじゃないってemoticon-0102-bigsmile.gif


それでは・・・
竜宮城にお住まいのお方も、陸にお住まいのお方も、
素敵な夏をお過ごしくださいね。
いつも、沢山のコメントとご訪問に心から感謝いたします。
ありがとうございます。

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by runninggirl_USA | 2012-06-04 12:07 | 森の仲間たち